つくしだより 2020年1月

学童の様子

 最近は平日の通所人数が少なくなってきていて、平均して1日10人前後のメンバーで過ごすことが多いです。子どもの人数が少ないと部屋の中も静かになってしまうのかなと思いきや、子ども達は少人数でも元気いっぱいで色んな遊びにチャレンジしています。

 指導員が実家に眠っていた30年前のおもちゃ「テトリス」を持ってきたので、掃除してカビを取った後、しれっとおもちゃ棚に置いておいてみたのですが、学校から帰ってくるなりランドセルをロッカーに置くよりも早く「あれなにー!」「あたらしいおもちゃ?」と、目ざとく発見されてしまいました。子ども達、さすがの観察力です。

 かの有名なテレビゲーム「テトリス」を机上で実際にパーツを持って動かすという斬新なゲームなのですが、ルールは単純で分かりやすく且つ意外と勝とうとするには奥が深いので低学年から高学年まで、またパートさんなど大人も交えてみんなで楽しんで遊んでいます。

 

 冬至を過ぎてから1か月以上が経ったので、また日没の時間も伸びてきました。公園から学童に帰ってくる時刻はこれから徐々に元に戻していく予定です。

 相変わらず、男子はボール遊びが出来るので川上公園、女子は学童から近いので二丁目公園に行きたがることが多いです。川上公園は滅多に行けていないのであまりドッジボールの練習は出来ていないのですが、二丁目公園ではおにごっこやドロけい、バドミントンや鉄棒、砂場遊びや大縄跳びなどをしています。特にドロけいは「泥棒の方が人数多くないと不利になる」「メンバーは偏りたくないけどずっと同じチームは飽きる」「ハサミうちはしないで」「一人狙いなし!」など細かい所までルールを決めないまま始まって実際に走り出した後に言い合いの押し問答になることが多々あります。そんな時に誰かが泣いてそのまま遊びが自然消滅…となるのではなく、全員が全員で納得できる解決に導けるようになってきました。話し合いはお互いの意見のぶつけ合いでもありますが、一方で譲り合いでもあります。会話の内容で子ども達の成長を感じられる今日この頃です。